映画『象は静かに座っている』公式サイト映画『象は静かに座っている』公式サイト

世界が熱狂!!絶賛!!

ベルリン国際映画祭

29歳で命を絶った若き才能、デビュー作にして遺作。
  世界を熱狂させた、魂の234分。

日本公開を祝し坂本龍一さんタル・ベーラ監督市山尚三さんからのスペシャル・メッセージ

11月2日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!

11月2日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!

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「彼の映画は永遠に私たちと共にある」タル・ベーラ(映画監督)「彼の映画は永遠に私たちと共にある」タル・ベーラ(映画監督)
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「無駄なショットがあった記憶はない」坂本龍一(音楽家)「無駄なショットがあった記憶はない」坂本龍一(音楽家)
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「日本で劇場公開されることを喜びたい」市山尚三(東京フィルメックス・ディレクター)「日本で劇場公開されることを喜びたい」市山尚三(東京フィルメックス・ディレクター)
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(敬称略/順不同)

introduction

introduction

行き場のない悲しみを抱えた孤独な“4人の運命”が交差する――どん底から希望を目指すある1日の物語行き場のない悲しみを抱えた孤独な“4人の運命”が交差する――どん底から希望を目指すある1日の物語

時代の流れとともに炭鉱業が廃れた中国の小さな田舎町。少年ブーは友達をかばい、不良の同級生をあやまって階段から突き落としてしまう。不良の兄は町で幅を利かせているチェンだった。チェン達に追われ町を出ようとするブーは、友達のリン、近所の老人ジンをも巻き込んでいく。親友を自殺に追い込んでしまい自責の念のかられているチェン、家に居場所がなく教師と関係を持つことで拠り所をみつけるリン、娘夫婦に邪険にされながらも老人ホーム行きを拒むジン。それぞれに事情を抱えながらも、遠く2300km先の果て満州里にいる、一日中ただ座り続けているという奇妙な象の存在にわずかな希望を抱き4人は歩き出す――。
変わらない日常に疲れた年齢のバラバラな男女。それぞれが突然の悲しみに直面することで、傷つきながらも暗い日々に終わりを求めて動きはじめる。人はどこへでも行けるはずだ――。利己主義に満ちた現代社会にもまれる、世界の片隅に生きる人々の渇望を描く人間ドラマが誕生した。

デビュー作にして遺作。輝きを放ち続ける、生涯ただ一つの映画。ベルリンを皮切りに世界を圧倒し続ける魂の234分‼デビュー作にして遺作。輝きを放ち続ける、生涯ただ一つの映画。ベルリンを皮切りに世界を圧倒し続ける魂の234分‼

新人監督が、世界を驚愕させた。『象は静かに座っている』のフー・ボー監督だ。ベルリン映画祭でのプレミア上映直後からThe Film Stageは「『牯嶺街少年殺人事件』を思い起こす壮大な叙事」と評し、The New York Times、Screen Dailyなどの有力紙がこぞって絶賛。その熱狂は、最優秀新人監督賞のみならず国際批評家連盟賞のW受賞という新人監督としては異例の栄冠に輝いた。
ハンガリーの鬼才タル・ベーラを師と仰ぐフー・ボーは、登場人物たちが発する自然な感情の発露を逃さないために、自然光での撮影、挑戦的な長回し、登場人物の立ち位置、カメラアングルの細部にまでこだわり抜き、234分に及ぶ大作を作り上げた。そして本作の完成直後、29歳の若さでこの世を去ってしまった。
『息もできない』『一瞬の夢』といった新人監督の鮮烈なデビュー作が世界に衝撃を与えた様に、本作もまた世界に新たな興奮を生んだ。その次作を目にすることのできぬ哀しみに、若き才能の死を惜しむ声が絶えない。『象は静かに座っている』はフー・ボーの234分の魂の叫び――彼が亡き後、今なお世界中の人々を虜にし続けている。

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story

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満州里の動物園に一頭の象がいる。その象は、一日中ただ座っているという――

朝。

<チェン>
親友の妻の部屋で目覚めたチェン(チャン・ユー)。
一服していると、不意に親友が扉を叩いた。
「誰かいるのか」
隅に隠れやり過ごそうとするが、扉を開けて親友が入って来る。
「お前だったのか」
チェンを一瞥し、親友は目の前で窓から飛び降りた。

<ジン>
窓際の狭い一畳の空間で寝起きする老人ジン(リー・ツォンシー)。
「文教地区の家賃は通常の3倍かかる」
孫娘の進学のため、娘夫婦は引越しを機に彼を老人ホームに入れる気だ。
「お義父さん僕たちも辛いんです」身勝手な家族たち。
散歩に出た先で、ジンの愛犬が他の犬に噛まれてしまう。

<リン>
リン(ワン・ユーウェン)は暗く閉め切った部屋で身支度を整えている。
空き缶が床に散乱し、洗濯物は干したまま。トイレはまた水漏れを起こしている。
リンに水をかけられ起きた母親。
「ケーキがある、あんたに買ったのよ」
机には箱が潰れたバースデーケーキ。
溜息を吐きながら向かった学校で、関係を持つ副主任の元を訪れる。

<ブー>
ブー(ポン・ユーチャン)の友達・カイが携帯を盗んだ嫌疑で、不良のシュアイに絡まれている。
「彼は盗んでない」カイをかばうブー。
怒ったシュアイがブーの鞄を掴んで押さえつけた。振りほどこうとするブー。
その反動でシュアイが階段から転げ落ちる。辺りに響く鈍い音。
ブーは駆け足でその場から逃げ出した――――

逃げるブーとそれを追うシュアイの兄・チェン。バスの中で拾った大サーカスのチラシを見たブーは、一日中ただ座り続けているという奇妙な象の存在に興味を持ち、ジンやリンを誘い遠く2300km先の果て・満州里に向かうために画策する――――

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cast & staff

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フー・ボー

1988年、山東省生まれ。2014年、北京電影学院を卒業。同年発表した短編映画“Distant Father”はシドニーの金のコアラ中国映画祭で最優秀監督賞を受賞。また短編映画“夜奔(Night Runner)”は台北金馬奨映画アカデミーに選ばれた。16年、中国西寧のFIRST映画祭の企画マーケットに製作途中であった長編『象は静かに座っている』で参加。翌17年にはFIRST映画祭のトレーニングキャンプに参加し、タル・ベーラの指導のもと短編映画“井里的人(Man in the Well)”を監督。同年、『象は静かに座っている』を完成させた後、この世を去る。享年29。フー・ボー亡き後、『象は静かに座っている』はベルリン映画祭 フォーラム部門国際批評家連盟賞&第1回最優秀新人監督賞スペシャル・メンションのW受賞を皮切りに、台北金馬奨では作品賞&脚色賞&観客賞をトリプル受賞、その他世界各国で高く評価されている。本作はフー・ボーが、17年に発表した自著「大裂(Huge Crack)」の中で、自身が最も気に入っているという同名短篇の映画化。

statement

“彼は世界の美しさには秘密が隠されていると思った。世界の心臓は恐ろしい犠牲を払って脈打っているのであり、世界の苦悩と美は互いに様々な形で平衡を保ちながら関連し合っているのであって、このようなすさまじい欠落のなかでさまざまな生き物の血が究極的には一輪の花の幻想を得るために流されているのかもしれなかった”
このコーマック・マッカーシーの小説「すべての美しい馬」からの引用は、この映画の主題でもあります。私たちの世代では、それがどんなに些細なことであっても、信じるということが難しくなっています。そして、その苛立ちが今日の社会の特徴になっています。この映画は日常の中に私的な物語を積み上げています。最後に、みなそれぞれが最も大事にしていたものを失うことになる。

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チャン・ユー

1982年9月25日貴州省生まれ。無名の新人監督による異例の大ヒット作となった「ニセ薬じゃない!」(18/ウェン・ムーイエ監督)に出演したのをきっかけに、認知度は急上昇。第13回アジアン・フィルム・アワード助演男優賞のほか、数々の賞にノミネート。さらに、中国版GQのMEN OF THE YEARでは活躍を期待される若手に送られる新人賞を獲得。『象は静かに座っている』(18)では第55回金馬奨助演男優賞にノミネート。

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ポン・ユーチャン

1994年10月25日江西省新余市生まれ。上海・シアター・アカデミーを卒業し、“太子妃升职记(Go Princess Go)”(15)、“器靈(Weapon&Soul)” (16)などのテレビドラマに出演し、人気を博す。『閃光少女』(17/ワン・ラン監督)でスクリーンデビュー。第20回上海国際映画祭アジア新人部門最優秀新人俳優賞にノミネート。本作『象は静かに座っている』(18)の演技も高く評価され、第55回金馬奨主演男優賞、第27回上海映画批評家協会賞新人男優賞にノミネート。その他出演作に“快把我哥带走(Go Brother!)”(18/チャン・フェン-フェン監督)、“回到过去拥抱你(Over Again)”(19/フー・ミン監督)、“小小的愿望(The Last Wish)”(19/ティア・ユーシェン監督)など。
端正な顔立ちから若者に熱い支持を受け、中国でも人気を誇る『テニスの王子様』リメイクドラマの第二シーズンに出演し、主人公・越前リョーマを演じている。また19年に初めて中国で『千と千尋の神隠し』(01/宮崎駿監督)が公開された際には吹替版キャストとして、中国本土で絶大な人気を誇るキャラクター・カオナシの声を担当した。本作『象は静かに座っている』のようなインディーズ作品にも出る一方で、人気ドラマや声優としても活躍。作品ごとに幅広く演技をこなす、今最注目の若手人気俳優。

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ワン・ユーウェン

1997年5月28日生まれ。北京舞踊学院を卒業。ドラマ“超星星学园(Super Star Academy)”、“夏至未至(Rush to the Dead Summer)”(17)に出演、本作『象は静かに座っている』(18)では第27回上海映画批評家協会賞新人女優賞にノミネート。他出演作に“遇见你真好(Nice To Meet You)”(19 /グー・チャンウェイ監督)など。

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リー・ツォンシー

中国国営映画スタジオAugust First Film Studioの元プロデューサー、役者もこなす。現在は引退。主にチアン・ウェン監督作に携わっていた。主なプロデュース作は『太陽の少年』(94/チアン・ウェン監督)、“白银帝国(Empire of Silver)”(09/クリスティナ・ヤオ監督)。第53回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した『鬼が来た !』(00/チアン・ウェン監督)、第64 回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門や第21回東京国際映画祭に出品された「陽もまた昇る」(07/チアン・ウェン監督)などに出演。“绿帽子(green hat)”(04/リウ・フェントゥ監督)では、第18回シンガポール国際映画祭でリャオ・ファンと共に最優秀男優賞を受賞。

ホァルン

北京を中心に活動する、2004年に結成されたギター3人とベース、ドラムスからなるロックバンド。中国でポストロックサウンドを一早く取り入れ注目を集めている。

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review

reviews

とても美しい映画だった。映像の色味、時間の流れ方。とても美しい。
そして激しい

―― チバユウスケ (The Birthday)

ジャンルを問わず、私は表現全般に求める第一のこととは、強さと新しさだと思っている。
そうした意味でこの作品に出会えたのは幸せだった。

―― 近田春夫(音楽家)

象を求めて彷徨う四人をカメラは追いかける。
そのときフー・ボーの眼差しは、
彼らよりも先に、崇高な何かに、
触れれば心が崩壊しかねない〈美〉に到達する。
フー・ボーの悲劇と栄光はそこある。

―― 小野正嗣(作家)

被写界深度は浅く、根は深い。
バラバラになった枝が物語の中で灰色の地面に吸い寄せられていく。
気付けば僕はフーボー監督が見せたい世界の中にいるのか、
彼の視力の一部となっているのか、そんな画角が全編を漂う。
タバコの煙が妙に白く見えるほどの密度の濃い灰色が続く234分を僕はどう消化すれば良いかがまだ分からない。
物語は1つの幹になり、また地面の中で散りばめられた様に深く。
公開前に命を絶った彼が遺した空白と余韻はあまりにも大きい。
時として死は芸術の形を変えてしまう。
それすらも作品の一部であるかの様に、僕のところへもやってきた。
本当のエンドロールは僕らの届かない場所にある気がした。

―― TK (凛として時雨)

3時間54分の「音」を聴き続けて欲しい。
どこへも行けない人間は、自分にだけ聴こえる地獄に包囲されている。
フー・ボーは永遠の3時間54分を削らせないために命を絶ったが、
鳴り響く天国の音とともに立ち上がり、歩き出す象となった

―― 田中泰延(青年失業家/ライター)

才華溢れる作家を見つけた。
彼の作品は素晴らしく、現在の我々のような作家よりも優れている

―― 余華(作家)※フー・ボー監督著の原作同名短篇小説へ送られたコメント

 

『象は静かに座っている』は、最後まで的から外れた矢を追いかける。
忘れられないエンディング、そして決して終わることのない映画だ。

―― イ・チャンドン(『バーニング 劇場版』)

私たちは身を燃やし、映画に全身全霊を注いでいる。それは世界を明るくするためではないかもしれないが、観客と心を、魂を、分かち合うのだ。この映画は、どう作り手が人生を映画に捧げるかの良い例だ。非常に感動した。

―― アン・リー(『ブロークバック・マウンテン』)

全編を通して驚くべき緊張感を生み出している。
助け合いや思いやりによって欲深さや利己心に抗おうとする
現代の私たちの人間関係についての美しい映画だ。

―― ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ(『午後8時の訪問者』)

正直に言って、私は感動し、恐れを抱いた。これは本物だ。
彼は我々が若かった頃よりもより素晴らしい作品を作った。

―― ホウ・シャオシェン(『悲情城市』)

類まれな映画だ!

―― ガス・ヴァン・サント(『エレファント』)

暗い空を駆け抜け、熱と痛みの中に落下していく彗星のようだ。この映画は、新たな中央集権化制度への変化の中で苦しむ数多くの中国人たちの内なる不安と、人々がお互いを裏切り傷つけ合う現実を映している。たとえ夜が来ようとも、人々は互いを抱きしめ、愛で不安や恐怖に対抗しなくてはならない。

―― ワン・ビン(『三姉妹 雲南の子』)

おめでとう。素晴らしい映画だ。

―― ショーン・ベイカー(『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』)

何かしなければ堕ちるばかりだし、何かすれば悪い方に転げ堕ちる。
今より悪くならない場所にただ座っていることさえ、難しい。
そんな彼らの一日に234分立ち会って、まだもうすこしここに留まらせてと思うのは、どうしたことだ。すごい映画だ。
このろくでもない世界に愛着をおぼえさせて、監督だけが去ってしまった。

―― 町山広美(放送作家)

若者も老人も生きにくい、現代の閉塞感を、ゆったりとした、それで親密な時間の流れの中で描ききる傑作。4時間弱という尺があっという間に過ぎるほど、この新人監督の世界にハマってしまった。

―― 立田敦子(映画ジャーナリスト)

息苦しい日常に耐え忍びながら人生に期待するのは愚かなことなのか?
フー・ボー監督が魂を紡いで世界に問いかけた唯一無二な傑作です。

―― コトブキツカサ(映画パーソナリティ)

力強くて夢中になる作品。
本作には独自の映像的感性がある。希望が失われた人生に向けたフーの思いやりのある眼差しにはどこか優美さがある。
映画の最後には、疲れではなく、感動を覚えるだろう。

―― ニューヨーク・タイムズ

卓越した、非常に力強く、荒涼とした映画。
退屈な瞬間は一度もなく、時間の積み重ねが可能にする感情の深さを理解できる。

―― ロサンゼルス・タイムズ

2010年代最も驚異的な監督デビュー作として記憶に残るだろう。
心を砕かれた芸術家が、思いやりのない世界へ向けた皮肉に満ちたラブレターだ。

―― プレイリスト

繊細で多層的、巧みに撮影された本作は、中国と世界に蔓延する無関心、傲慢、エゴイズムを鋭く提示する。

―― スクリーンデイリー

創造的怒りに動かされた、むき出しの、恐るべき才能。
エドワード・ヤン『牯嶺街少年殺人事件』、ジャ・ジャンクー『一瞬の夢』を思い起こさせる壮大な叙事詩。

―― フィルム・ステージ

フー・ボーの最初で、(そして悲しいことに最後の)映画は、物語の糸をしっかりと紡いでいる。

―― ハリウッド・レポーター

この映画の映像は、もっとも陰気な状況から美を救い出し、繊細で驚くほど素晴らしい演技を見せてくれた。全ての役者たちとともに、フーは深く、とてつもなく強い感情を呼び覚ます。

―― サイト・アンド・サウンド

魅惑的で常に動いているカメラワーク。ステディカムは、この映画のビタースイートなラストまで、這うように登場人物たちの近くを回っている。

―― オブザーバー

傑作だ。21世紀の中国映画の新たな基準を築いた。

―― バックシート・マフィア

不屈の傑作。

―― リトル・ホワイト・ライズ

フー・ボーは終わりなき絶望のどん底を掘り下げ、ただ存在しているだけで誰もが受け継いでしまう残忍さに耐え続ける私たちの力の中に、圧倒的な美を見つけている。

―― ヤング・フォークス

傑作だ。政治が若者から希望をどのように奪うかを鋭く描いている。

―― ローリングストーン

他に類をみない、練り上げられたドラマ、スタイル、ムードによって、この映画は、中国の都市部の深刻な病と、彼らの奥底にある悲痛な声を描いている。不朽の名作になるであろう映画。

―― ニューヨーカー

グラスに閉じ込められた煙のように、常に登場人物たちの間を漂い、レンズは容赦なく彼らの不安そうな顔を捉えて離さない。

―― シネヴュー

ロマネスクが息づく極めて重要な作品。

―― カイエ・デュ・シネマ

私たちはドストエフスキー的な、とても偉大で忘れ難いものと対峙する。

―― ル・フィガロ

辛抱強く苦悩する人間の奥深い肖像を描き、共感を呼び覚ます。それは壮大であると同時に親密だ。卓越した繊細さを持って、フーは彼の登場人物たちの不幸への軌跡を描く。

―― BFI

フーの映画は、ジョイ・ディヴィジョンの歌の執拗なベースラインのように、パンクの身体化を忘れず、低下層の視点を映している。

―― セルロイド・リベラシオン・フロント

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