ある日突然、相方が死んだ。お笑い芸人に直面する、笑えない現実。これは、遺された人びとがもう一度「跳ぶ」までのはじまりの物語。


“笑い”の小さな奇跡がつなぐ、奇想天外なファンタジック・ヒューマン・ストーリーが誕生!

第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞(『舟を編む』)渡辺謙作監督 完全オリジナル脚本による8年ぶりの最新作!

その類い稀なるオリジナリティに溢れた世界観で、師・鈴木清順監督からも「奇妙だが納得させる監督術!」と絶賛される渡辺謙作監督。本作は、渡辺監督が実際に体験した身近な人々の死をきっかけに物語の骨格が誕生した。「死+笑い」という普遍的なテーマを扱いながら、画面にはリアルとファンタジーが見事に融合した不思議な世界が広がる。身近な人の死という大きな悲しみを抱きながら、登場人物たちは時に笑いながら泣き、そして泣きながら笑う。死の悲しみと笑いを隣り合わせに描き、そこから垣間見えるオフビートな間合いはクスッと笑えて可笑しみあふれる。そして、どんなに世知辛い世の中でも、笑みを浴びながら懸命に前を向いていく登場人物たちの姿は、観る者を切なくも温かな気持ちにさせてくれる。

注目の俳優・森岡龍&前野朋哉がW主演で漫才コンビを熱演!さらに黒木華、新井浩文という日本映画に欠かせない豪華キャストが集結。

漫才コンビ・エミアビの実道を演じるのは、TV「あまちゃん」「64」などの演技で注目を集める森岡龍。そして相方の海野を演じるのは、映画『桐島、部活やめるってよ』、TV「おかしの家」など話題作に出演し、auのCMでは一寸法師役に大抜擢された前野朋哉。撮影前から猛練習を重ねた2人の息の合った漫才の掛け合いがスクリーンに光る。また、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2 年連続受賞し、映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』や、TV「重版出来!」と話題作への出演が相次ぐ黒木華がマネージャーの夏海を魅力たっぷりに演じ、これまでのイメージを覆した新たな表情を見せている。そして、映画『百円の恋』『バクマン。』などインディーズからメジャーまであらゆる作品で活躍する新井浩文が、かつて天才芸人と呼ばれた先輩・黒沢を演じ、独特の存在感を放っている。さらに「週刊プレイボーイ」のグラビアでデビューし、『血まみれスケバン チェーンソー』で映画デビューを果たした山地まりが、黒沢の妹・雛子を瑞々しく演じている。日本映画界を支える豪華俳優陣による、それぞれの新境地ともいえる力演のアンサンブルがここに実現した!