story top schedule
caption movie bbs
 物語1/3・次へ

1. Thursday
 小野清一(関口知宏)は仕事の間を縫って藤尾理花(粟田麗)との待ち合わせ場所に現れた。商社マンの小野は24歳のOL理花と出合って半年、そろそろ潮時だと感じている。そして夜、電話で理花に別れを告げた。
 甲野慎吾(ARATA)は、勤める映画配給会社の後輩、宗近初(斉藤陽一郎)に会社を辞めるつもりだと伝えた。甲野は常に、自分自身の存在や生き方に、確信を持てずにいた。
 酔っ払った理花は、失恋したことを誰かに聞いてほしいあまり、でたらめに電話をかけまくる。何人めかに偶然つながったのが、辞表を書いている甲野の携帯電話だった。彼は優しく話を聞くが、彼女は途中で眠ってしまう。

3. Saturday
 甲野は、理花からの電話をあてもなく待っている様子。待っても来ない小野に会おうと、再びマンションを訪れる理花。小野の部屋から小夜子(中野若葉)という女性が現れ、居留守を使われる。「死にます、さようなら」というメモを残し、マンションの入り口で待ち伏せる理花。飛び出してきた小野は、自分勝手な理花につきあっていけないとなじる。
 その時、甲野の携帯が鳴る。ショックのあまり気を失いそうな理花が、携帯のリダイアルを押したのだ。彼は公園で横になる理花を見つけると、バック・シートに乗せ、何を話す訳でもなく、車を走らせる。
 理花を家に送り届けた甲野は、彼女に森の写真をもらう。理花はその写真を見ると勇気が湧くと言い、彼も何故かその森に心惹かれた。そこに、彼が探す"何か"がある事を無意識に感じ取ったのだ。

2. Friday
 ポスタービジュアルを始め、作品について上司と意見が合わず、担当を外されたのをきっかけに、甲野は用意していた辞表を出した。上司は引き止めもしない。宗近は納得がいかない。
 理花は会社に行くかわりに、居るはずのない小野のマンションに行った。彼の留守番電話に翌日会いたいと一方的にメッセージを残す。

SHADY GROVE

4. Sunday
 理花は興信所のナツイシ(光石研)と会う。小野の行動を逐一知るために、その方法を選んだ。ナツイシは調査を始める。小夜子は理花を諦めさせるために、小野の恋人のふりをしていた。だが、理花はそれを信じようとしない。彼女は振られた理由がますます分からなくなる。
 小野は深夜のオフィスに忍び込み、上司のデスクの中にある書類を盗み見る。彼は社内の派閥争いの渦中にいた。そのことをナツイシは理花に報告しなかった。