『 忘れられぬ人々 』

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篠崎誠 2005年4月6日 11時42分02秒

>おんた様、てつや様

 書き込みありがとうございます。もうこのBBSも封鎖されているだろうなと思いつつ、本当に久しぶりに来てみました。BBS監督ページなるものも新たに開設されていて面映いですが…。
 いずれにしても、こんな風に自分が監督した映画が見続けられていることを、本当に嬉しく思います。自分にとってこの2本は、自分自身の企画であり、脚本も書いているので、映画の出来不出来とは一切関係なく思い入れの強い2作です。最近は思うところがあって、自分以外の人が書いた脚本とどう向かい合って映画にしていくのかにこだわっているのですが…。

 まだ何年先のことになるかわかりませんが、『おかえり』『忘れられぬ人々』での、自分なりの反省点を踏まえた作品(徐々に物語は出来つつあるのです。今の時点でもう構想だけは10年を越えてしまいました)を作りたいと思っています。

 久々に来て、ここに書き込んでも効果があるとは思えない「出会い系サイト」の書き込みの数々に僕も面食らっていますが(笑)、告知をさせてください。

 来る4月9日(土)14:00から1回だけ『おかえり』をフィルムで上映します。場所は銀座線京橋駅から徒歩30秒(?)の片倉ビル内にある映画美学校の試写室です(1階とB1、2つあるのでご注意ください。多分当日わかるように告知してあると思いますが)。主催は映画美学校の学生有志で、入場料は600円です。お時間がある方是非いらしてください。映画美学校03−5205−3565

 また、4月23日(土)17:00から1回だけ、水道橋駅と御茶ノ水駅」の中間にあるアテネフランセ文化センター(03−3291−4339)で「一人刑事まつり」と称して、「忘れられぬ刑事たち」「霊感のない刑事」の2本を再編集した長尺版で上映します。終映後、僕とゲストの方々を交えたトークショーを行う予定です。お時間がある方、こちらも是非遊びに来てください。


おんた 2005年3月10日 07時21分41秒

てつやさん、こんばんは。
私も勝手に宣伝部員やってます。といってももっぱら「おかえり」のほうでして、うちの病院に実習で来ている立教大学の心理の学生さんに貸してます。今日も貸しました。これで何人目だろう・・・。

てつやさんのホームページのぞいてみました。
なんか面白そうですね。


てつや 2005年2月12日 21時35分29秒
<cheolsaito@hotmail.com> http://blog.goo.ne.jp/cheolsaito/

おんたさん、こんにちは。
私は勝手に一人宣伝部長として、この作品の普及活動にいそしんでいます。ですので、ここの予告編はよく活用させてもらっています。掲示板もその時に時々覗いています。

おんたさんが「おかえり」に影響を受けたように、私はこの作品から大きな影響を受け、思い切って会社を辞め、人生の進路を大きく変えました。もちろんこの作品だけが転機の理由ではありませんが(篠崎監督ご安心を!)、様々な人々や物事から、いろんなところで影響を受けた結果でした。
この映画を見て、間違いなく変わったことは、お年寄りに対する接し方ですね。同じ台詞を繰り返し言われても、有り難く傾聴するようになりました。

命を削ってまで赴いた戦争が無駄にならぬよう、世界に誇れる社会を私たちの手で創れるよう、これからも頑張りたいと思います。


おんた 2005年2月5日 12時40分17秒

まさかもうないだろうと思いつつやってきました。
いきなり変な書き込みがあってショックでしたが、
てつやさんと篠崎監督とのやりとりが最近(?)のものだったので嬉しくなりました。
「忘れられぬ人々」大好きな作品です。「おかえり」を観て精神科の作業療法士を志した私にとっては、ずっと「おかえり」ベストワンでした。実際に精神病院に勤めるようになってもうじきまる4年になります(しかも「おかえり」のロケ地から結構近いのが嬉しい←偶然)。そういえば作業療法士1年目に「忘れられぬ人々」が公開されました。監督のトークショーでサインしていただいたパンフレットとビデオテープ(「おかえり」)は私の宝物です。
あれから気がつくとずいぶん時間がたってしまいました。
今また「忘れられぬ人々」がすごく観たいです。でもビデオではいやなんですよね。映画館で観たい!


てつや 2004年9月9日 18時52分34秒
<cheolsaito@hotmail.com> http://blog.goo.ne.jp/cheolsaito/

先日ようやく黒澤明監督の「天国と地獄」を見ました。三橋さん出てましたね。

「忘れられぬ人々」は是非多くの方に見て欲しいですね。青木富夫さんのセリフ「お前ら、恥ずかしくないのか!」は32歳の私にぐさりと心に響きました。
戦争でも料理でも、口頭伝承ってものすごく大事です。私が以前勤めていた旅行会社は、厚生労働省や日本遺族会の遺骨収拾旅行を長年やっておりました。私自身は添乗に行っておりませんが、戦争を知らない世代が同行で行くと遺族や戦友の方から色々なお話を伺えるとのことでした。中にはその場で亡くなられる方もいらっしゃるとか…。もはやこの世代も消えつつあります。
長野県松本市浅間温泉にある神宮寺の高橋卓志住職は、イヤイヤ跡継ぎ坊主だったのが、パプアの方へ骨拾いに行ってから改心。その後は最も活発な活動をする立派な住職達の先頭を走っています。
http://www.jinguuji.or.jp/annai/annai2.htm
この作品はできるだけ多くの方に見ていただきたいと思うのですが、DVDの上映会みたいのをしても構わないでしょうか?仲間内でやるつもりですが。


みちるさんも、よっぽど先生が忘れられなかったのでしょう。
最近人の縁というものをすごく考えるようになりました。私は決して僧侶ではありませんが、縁起に生きてみようと思います。


篠崎誠 2004年7月8日 10時17分08秒

てつや様、書き込みありがとうございます。

本当に三橋さんまでお亡くなりになってしまわれるとは…。6月20日売りのキネマ旬報に追悼文を書かせていただきました。

最近いろんな方から『忘れられぬ人々』を観ましたと言われます。個人的には今ちょっと辛すぎて見直す気にはなれないというのが正直なところです。かわりに川島雄三さんや黒澤明さんの映画を観直し、あらためて三橋さんの俳優としての素晴らしさに思いをはせています。

追伸 上海映画祭の「ニュー・アジアン・タレント・アワード」というのは新聞などで「新人映画部門」と訳されていますが、実はあれは新人俳優ではなく、新人監督(監督作品が3本以内)の作品を対象にした賞なのです。田中さん個人ではなく、『犬と歩けば』が作品賞をいただいたものです。賞金は全額製作・配給会社に没収されてしました(笑)が、とても励みになりました。


てつや 2004年6月27日 21時04分19秒
<cheolsaito@hotmail.com> http://blog.goo.ne.jp/cheolsaito/

その三橋さんも、5月に亡くなられましたね。とても残念です。
篠崎監督、DVD買いましたよ。特典に舞台挨拶がいくつか収録されていて、これは宝物です!まだ買ってない人がいたら、是非買って欲しい。
私もラストサムライやたそがれ清兵衛などより、この映画の方が心に突き刺さりました。
それから監督、新作「犬と歩けば チロリとタムラ」のココリコ田中さんの受賞おめでとうございます。


篠崎誠 2004年3月24日 09時58分45秒

 とりやべ様、書き込みありがとうございます。
もう今更誰も書き込みしないだろうな、と思いつつ、久しぶりにここに来ました。

 昨年、戦友会のメンバーの一人を演じてくださった佐伯秀男さんがお亡くなりになり、また今年に入って、僕にとっての「映画の戦友」というべき、青木富夫さんが亡くなられました(追悼の文章を少し前に横川シネマのBBSに書き込みました)。なんだかいまだに信じられない気持ちです。

 でも、こうしてまた映画を観ていただけて嬉しく思います。

追伸 三橋達也さんもお元気です! 亡くなられたのは三橋さんの奥様です(素敵な方でした)。「キャシャーン」に重要な役で出演されています。


篠崎誠 2004年3月24日 09時47分27秒


とりやべ 2004年2月11日 01時56分21秒

訂正です!。内海さんはまだまだお元気でした。
演技が印象に残ってしまった・・・。
失礼しました。


とりやべ 2004年2月9日 09時36分37秒

衛星劇場で、本作を拝見させていただきました。
観る前は、後半が「元気な活劇」になるのかと予想しておりましたので、もう前半から切なくて、涙が止まらなくて、まともに見入ることもできませんでした。
スタッフロールがでた時には「観なきゃよかった!!」と夫にストーリーを泣きながら説明いたしました。
ラストサムライにも泣かなかったのに・・・。
心に響いた美しくて切ないシーンがいくつもあります。
そして、悪徳商法にかかわっていく若い世代の苦悩を描いていたのも印象的です。
どの世代もそれぞれ大変なのですよね。
三橋さん、内海さん、青木さんは鬼籍に入られたし・・・。
もう一度、じっくりこの作品を拝見しようと思っております。
一気に観るのにはもったいない、ディスクを少しずつ再生しながら
大切に名優たちの演技を、深みのある映像を感じたいと思います。
ストーリーはやはり辛いですが・・・。
「観なきゃよかった」とも思いました。でも、大切な宝物をいただいた様な気持ちです。
篠崎監督、出演者の方がた、素晴らしい映画を創りあげてくださったすべてのスタッフの皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

(こうして感想を書き込みできるなんて、良い時代ですね。)


篠崎誠 2002年12月30日 12時14分40秒

>宇都宮さん、書き込みありがとうございます。僕も人伝手に本編前に予告編が入っていたと聞いて、愕然としました。おまけ的な意味ならば、本編終了後に入れてくれればいいのに、と思います。事前になんの承諾もありませんでした。まだ見ていない方で、これから御覧になる方は、ご注意ください。

なお、現在、私は『刑事まつり』というオムニバス映画の編集中です。黒沢清さん、万田邦敏さん、青山真治君、廣木隆一さんほか、12人の監督たちが「主人公は刑事であること」「上映時間は10分を超えぬこと」「1分毎に最低1回はギャグを入れること」のルールに従って競作するもので、年明け1月11日からシネマ下北沢、広島横川シネマほかで限定上映されます。ビデオやDVD化の予定は一切ありませんので、お時間がある方は是非劇場で御覧ください。それではみなさん、よいお年を!


スロウトレイン(宇) 2002年12月21日 05時26分30秒

先日、近所の友人を集めてビデオ大会を開催
した折、「忘れられぬ人々」を上映?しました。
で、驚いたのですが、本編の前、ビデオの冒頭
に入っている予告編、思いっきりネタばれじ
ゃないですか! ちらっと見えた瞬間あわて
てビデオ止めて、本編スタートまで進めてか
ら友人たちには見せました。察するにアクシ
ョンを売りにしたいビデオ会社の意向でしょ
うが、他の作品でのトレーラーならまだしも、
わざわざこれから見ようという人に対して
あれはないですよね。ちょっと驚きました。
つまらない話ですみません。


てつや 2002年10月17日 21時26分34秒
<cheolsaito@hotomail.com>

篠崎監督、お返事どうもありがとうございます。

私も戦争を知らない世代だったのですが、この映画をきっかけに「日本にとっての戦争とは一体何だったのか?」と考えるようになりました。

インターネットでパラオに戦争に行かれた方の話や、現在のパラオの写真が豊富に掲載されているサイトが見つかったので紹介します。ご存知でなかったら、是非ご覧下さい。

「父親を偲ぶパラオ鎮魂の旅@」
http://www.yorozubp.com/0206/020624.htm
「父親を偲ぶパラオ鎮魂の旅A」
http://www.yorozubp.com/0207/020719.htm
「パラオ画像集」
http://www.mojinomise-kasai.co.jp/pages/gaido.html


篠崎誠 2002年10月17日 02時53分52秒

ビターズ・エンドのホームページから、「忘れられぬ人々」のコーナー
が消えてしまい、もう感想の書き込みが追加されることもないかと諦めていたところ、偶然に、久しぶりにここにたどり着きました。てつやさん、感想をありがとうございます。本当に「想像すること」こそが映画の一番の力だと痛切に思います。

 10月26日から11月2日まで7日間限定(ただし、日曜日は休館)で、アテネ・フランセ文化センター(03-3291-4339)という御茶ノ水と水道橋の中間にある上映スペースで、今年の春先に演出した「浅草キッド」というテレビ・ドラマの上映があります。お時間があり方は是非観てください。

 


てつや 2002年10月13日 00時20分29秒
<cheolsaito@hotmail.com>

今日しんゆり映画祭で作品と対談を併せて拝見しました。
素晴らしい映画でした!篠崎監督や製作に関わったスタッフ皆さんのハートがビシビシと届いてきました!中身が希薄な綺麗な映像作品が増える昨今、こんなにハートのある映画を見るのは「ブラス!」以来でしょうか。
作品を見ている間、祖父を含めた二世代上の人々に想いを馳せ、悩みを抱えた若者やこれからの日本で育っていく子供たちを想像し、考えさせられ、劇場の皆と共に笑い、感動し、涙を流しました。

加速する高度資本主義社会で、今人間に足りないもの。それは「想造力」だと思います。自分で汗水流して物を創る喜び。生き物を思いやる気持ち。「創造力」と「想像力」。既に完成したオモチャをあてがわれ、総合的な学習の時間に指導マニュアルを求める教師から、いったい何を学ぶことができましょう?聖戦や悪の枢軸の排除も、全ては「想造力」の欠如ではないでしょうか?戦争から生まれる憎しみや悲惨な過去。戦争の結果に起こる出来事に想いを馳せ、よりよい解決方法を創り上げていくことが今必要なのです。そのためには、我々大人達が見本を見せなくてはなりません。

この作品を見て、そこで出会った人たちは、正に私にとっても「忘れられぬ人々」となり得ました。感動をどうもありがとうございました。対談の時に直接お礼をすべきでした。特に青木富夫さんには。。。
後悔しつつもこのサイトを発見し、ひょっとしたら篠崎監督がご覧になるかもしれないと思い、書き込みしてます。直接お礼が言えたのなら、メール以上にその労がねぎらわれたでしょうに。
感情を相手に訴えること。日本人の苦手なところですね。


bikke 2002年10月4日 21時40分07秒

こんばんは。
10月12日(土)しんゆり映画祭で「忘れられぬ人々」が
上映されます。
篠崎監督もトークに参加なさいます。
是非きてくださいね。


あだち 2002年9月24日 18時30分19秒

 お邪魔いたします。

 悲しみを喜びに、不安を平安に
 失望を希望にうち変えてくれる
 メッセージをお受けください。
    日替わりにて
 「心を強くするメッセージ」
 を発信しております。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~subrow/

           安達三郎


篠崎誠 2002年7月8日 01時39分51秒

おんた様、上映会に来てくださり、ありがとうございました。

1時から「忘れられぬ人々」の上映にはじまり、「おかえり」を経て、
トーク、質疑応答が終わったのは7時半でした。長丁場にも関わらず最後まで多くの方が残ってくださり、ありがたかったです。どうも僕の話が横道にそれすぎ、余計なことをしゃべりすぎたようで反省しました。
会場の問題もあって、時間的に仕方なかったのですが、僕ももう少し観客の方たちの質問や意見が聞ければと思いました。


おんた 2002年7月8日 00時01分53秒
<onta3@ybb.ne.jp>

立教大学での上映会行ってきました。
ビデオが出てしまったので、もう当分大きなスクリーンでは観られないかと思っていましたが、上映会の3日前にたまたま掲示板をのぞいてみたところ篠崎監督の書き込みが!ラッキーでした。
上映会の後のお話は、文学部の助手の方が聞き手だったためか、少し趣が違って感じられました。(研究者嫌いな私の偏見かもしれませんが・・・)
その後の質問もなんか緊張感が漂っていて手が挙げにくいカンジだったし。ようやく学生さんからの質問が出て気楽に手を挙げられそうなところで時間切れで残念でした。あの後いろいろ出てきそうだったのに・・・。もっと気楽に監督に質問できる機会があったらいいのにな〜と思いました。是非お願いします。


篠崎誠 2002年6月19日 00時59分05秒

 akkoさん、撮影の際には本当にお世話になりました。あれからもう2年。月日がたつのは早いものです。ご家族ならびに、お向いの家にお住まいの方々にもよろしくお伝えください。
 
 さすがにビデオが出て、劇場での上映も一区切りしましたが、久しぶりに東京でフィルムでの上映があります。上映スケジュールにアップされていないようなので、ここに告知させていただきます。

日時は、来月の7月6日(土)で、午後1時から「忘れられぬ人々」、続けて同日の午後3時20分から「おかえり」を上映。17時20分より、これら2作品を中心に午後7時までいろいろお話させていただく予定です。
場所は池袋の立教大学のキャンパス内にあるタッカー・ホールという1000人くらい収容可能な場所で、入場は無料です。お時間ある方は是非
お誘いあわせの上、いらしてください。

        
 


akko 2002年6月7日 00時39分51秒

久々にお邪魔します♪
横須賀で撮影のお手伝いをさせて頂いた者です。

レンタルビデオ店に「忘れられぬ人々」があったよ!と、
横須賀の人たち(エキストラ出演したおばちゃんや、近所の
おじちゃんたち)が見つけて喜んでました。
さっそく借りてきたよ、という人も。(レンタルでご免なさい)

というわけで、横須賀の人々の間ではまたまた話題に上っている
今日このごろです。
改めて、素晴らしい体験をさせてくださったプロデューサーの
澤井さんをはじめ皆様に感謝しております。

映画の内容に関する書き込みではなく恐縮ですが。。。
「浅草キッド」、スカパーに加入してる友人宅で見せてもらう
予定です。それも楽しみです。ではでは。失礼しました。


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