Bitters End
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『夜よ、こんにちは』
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BITTERS END

ストーリー


1977年暮れ、キアラはアパートの下見に訪れる。不動産屋には偽って、フィアンセと共に新居の下見だと、言ってあるが、実は彼女たちは「赤い旅団」のメンバーであり、隠れ家として使うアパートを探しているのだった。


1978年3月16日、「赤い旅団」は、アルド・モロ元首相を誘拐し、旅団は、モロの写真と声明文を政府に送りつける。声明文とは、モロを労働者階級(プロレタリア)の裁判にかける、というものだった。テレビでは、モロ誘拐に際して殉死した護衛官5人の葬儀が映し出されている。メンバー達は、テレビのニュースで、自分たちの行動が支持されていないのを見て、苛立つ。


政府に対する自分たちの要求が通らないことに苛立った旅団メンバーは、モロに対して、「権威のある人に手紙を書け」と要請する。モロはローマ法王に宛てた手紙を書く。この頃からキアラは、自分たちの信念に人を殺す権利があるのかと悩み始める。


果たして、モロは殺されるのだろうか? キアラの願いはかなうのだろうか?



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