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 物語4/4・戻る

ボクらはいつも恋してる!
金 枝 玉 葉 2

6. ウィンとフォンの接近をかぎつけたマスコミがウィンとサムの破局を書きたて、またまた憤慨するサム。しかしそれはゲイだと騒がれるサムを気遣ったウィンがフォンの協力のもとに仕組んだことだった。撮影も進むある日、ウィンは自分がフォンに惹かれていることに気付く。そして、いよいよクライマックスのキスシーンの日を迎える。サムもウィンの変化に気付く。フォンは楽屋に訪れたサムにウィンの気持ちが自分に傾いていること告げると、動揺した彼はウィンが本当は女であると明かしてしまう。ショックを受けるフォンは撮影に挑むが、お互いに緊張する二人はどうしてもキスができずテークを重ねる。それを見つめるサム。痺れを切らした監督がブレイクを入れる。
 休憩中に謝るウィンに、フォンは尋ねる「私が男だったら、私とサムのどちらを選ぶ? 私の気持ちは本物よ」。撮影が再開する。「たとえ君が男だろうと女だろうと、二人には思い出がある」、互いの気持ちを確かめるように二人がキスをした時「カット!」サムの叫びだった。現場から飛び出したまま帰らないサムを家で待つウィン。そこにフォンが入ってくる。「ラストシーンを…」遂に一線を超えてしまった二人を帰ってきたサムが見つける。しかし、同時にウィンはフォンとサムの関係を知ってしまう。別れを決意し、空港に向うウィンに、フォンは手紙を渡す。「あなたがサムとの愛を確信していたら、必ずやり直せる。」ウィンはアフリカ行きの飛行機に乗る。ローズの自伝にウィンが残した落書きを見て彼女がどんな気持ちで過ごしてきたかを察したサムは空港に走る。飛行機に乗り込み、ウィンにプロポーズをするのだった。
スチル