いろんな気分で過ごす夜、やがて訪れるあたらしい朝―
なんでもない毎日のステキさを知っている、すべての人に贈ります。
(順不同・敬称略)
どうしたってダメなのさぁ、
だってキュンとしちゃうんだもん
自慢の種だね
みんなに教えてもらった色んな事あるでしょ?
すごい大切にしてるよ
俳優・村上 淳さん
公衆電話からアーケードに移るシーン、胸をえぐられる程感動しました。
この映画を観る前、あらかじめ雰囲気はきいていましたが、
実際ホント観てみないと この美しさは言い表せないと思いました。
漫画家・魚喃キリコさん
独りで歩くには寂しくて、耐えられない夜に
『ランデブー』のトオルの様な人に出会ったら、
やっぱり私はついていくだろう。
トオルを演じる村上淳のぶっきらぼうでも
寡黙でもない、微妙な静けさが心地いいからさ。
映画ライター・金原由佳さん
アップアンダウン、アップアンダウン……
くねくねした夜の静寂に溶け込んだり、溶け込まなかったり。
この世界の中で異物である人間が、
(ほんのすこしだけ)紛れ込むことができそうな「夜の時間」。
その美しくもイイカゲンな特性に身をゆだねた映画だと思います。
『米国音楽』・川崎大助さん
いなくなって初めて時間を共有していた事に気付く。
それを境にして止まった時間と自分の中に流れている
時間との差が否応なく開いてゆく事に戸惑う。
何も変わっていないはずの自分。変わった事に気付く自分。
mina デザイナー・皆川明さん
こんな夜に似た時間を忘れずにいたいね。
こんな夜に自分の宝箱へそっと何かを仕舞い込んだら、
見えなかった物が見えてくるのかな。
こんな夜のやるせなさは、漂い続けてどこへ行くのかな。
フリーボ・吉田奈邦子さん
「なんか、コンクリートがひんやりするような、あったかいような感じやで。」
なんとなく僕の毎日はそんな感じなような気が、した。
Supercar・いしわたり淳治
夜のむこう側が濡れてくる、そんな夜の感じがとてもよかった。
朝日に哂されるタコヤキもリアルでした。好きな映画がひとつ増えました。
料理家・高山なおみさん
自分にとっての「誰か」が死んでしまった日の、
どの気持ちも、どの行動もすごくよくわかる。
その日の色々な気もちのあとに、朝日がふりそそぐシーンが一番好きです。
mina プレス・長江青さん
わたしはナオではないし、ましてやトオルでもない。
でも様々な哀しい夜ややさしい朝を知っている。
そして様々なやさしい夜や哀しい朝も知っている。
だからこの映画はある意味ではとてもリアルに、
ある意味ではとてもファンタジックに私に迫って来る。
映画らしい、素敵な映画です。
デイジー・松田マヨさん