Bitters End
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『白と黒の恋人たち』
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STAFF PROFILE<白と黒の恋人たち
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監督:フィリップ・ガレル

1948年4月6日パリ生まれ。13歳で初めてカメラを手にする。ヌーヴェル・ヴァーグの“アン・ファン・テリブル(ルビ:恐るべき子供)”と呼ばれたガレルの私小説ともいえる本作『白と黒の恋人たち』は、60年代末、運命的な出逢いを果たしたヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌姫ニコとの愛の日々が浮き彫りにされている。同じ世界観の下で生み出された二人の芸術、そして愛…。ガレル渾身の構想は、ついに20年の時を経て、完成した。ゴダールからカラックスまで、世界中の映画監督から圧倒的な支持を得るフィリップ・ガレル待望の最新作は、2001年ヴェネツィア国際映画祭で見事、国際批評家連盟賞を受賞。研ぎ澄まされた冷たい白と、深く濃く温かみのある黒の甘美なモノクロームの世界に、恋人たちの激しくも切ない愛の物語が浮かび上がる。
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ビジュアル
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撮影:ラウル・クタール

1924年9月16日パリ生まれ。59年、当時まだ無名のジャン=リュック・ゴダールと出逢い、『勝手にしやがれ』での斬新なカメラワークが生まれる。それ以後、ゴダールとトリュフォー、ドゥミの作品を一手に手掛け、ヌーヴェルヴァーグを代表するキャメラマンとして世界的に知られるようになる。70年には、監督業にも進出し、処女長編「Hoa- Binh」でジャン・ヴィゴ賞を受賞する。フィリップ・ガレルとは、『愛の誕生』以来、本作で3作目のコラボレーションとなり、モノクロ、シネマスコープで、その素晴らしい撮影技術を堪能させてくれる。
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