Bitters End
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『素敵な歌と舟はゆく』
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キャスト < 素敵な歌と舟はゆく
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キャスト

息子ニコラ:ニコ・タリエラシュヴィリ
   (声の吹替: マチュー・ドゥミ)
:リリー・ラヴィーナ
鉄道清掃員のバイク乗り:フィリップ・バ
カフェの娘ポーレット:ステファニー・アンク
金髪のメイド:ミラベル・カークランド
ひげの浮浪者:アミラン・アミラナシュヴィリ
物乞いの青年:ジョアサン・サランジェ
好色な実業家:マニュ・ド・ショヴィニ
:オタール・イオセリアーニ
老婦人:ナルダ・ブランシェ
召使い:ヤニック・カルパンティエ
ドジな黒人:アルべール・マンディ
ビストロのマダム:アリックス・ド・モンテギュ


ニコ・タリエラシュヴィリ (息子ニコラ)
NICO TARIELACHVILI, Le fils

 本作他でストーリーボード(進行係)をつとめているヌザール・タリエラシュヴィリ と監督の娘ナナの息子。つまり監督の孫。前作「群盗、第七章」では秘密結社の取締 役の息子として顔を見せ、拷問を見学したり、密告したりする過激な少年を役として 登場していたが、今回はグ〜ンと成長して大役を演じた。なお、フランス語の台詞が ×だったのか、アニェス・ヴァルダ&ジャック・ドゥミの息子マチュー・ドゥミが吹 き替えを担当した。

フィリップ・バ(鉄道清掃員のバイク乗り)
PHILIPPE BAS, Motard

 TVのシリーズ、エピソードの出演を経て、1999年「バイク免許を持ったハンサム好 青年」という正に適役ということで、イオセリアーニに気に入られ本作で映画デビュ ー。続いてヴァンサン・ペレーズ主演のコメディ「Epouse-moi (結婚して〜)」(99/ アリエ・マラン監督)、TV映画「Cavalcade」(99/ダニエル・ジャノー監督)の助演を 経て、2000年マニュエル・ポワリエの「Te quiero」で初主演した。2001年にはTV 「Vent de poussieres」にも主演するなど、活躍を始めている。

ミラベル・カークランド (金髪のメイド)
MIRABELLE KIRKLAND, Soubrette

 ルコントの『リディキュール』(96)にマリ=アントワネット役でちょこっと登場。 以来、故クロード・サンテリの「La comete」(96)、ロジェ・ギヨーの「La vie comme un dimanche」(97)、マイケル・タックナーがユダヤ人迫害を描いたシリーズ 「NIGHTWORLD」の1篇「失われた男」(98)といったTV映画に登場。ロック・クライミ ングが趣味だったことが決め手となり本作後に起用された後、ジャン=シャルル・タ ケラの「Les gens qui s'aiment」(00)でブリュノ・ピュツリュと共演した。 

アミラン・アミラナシュヴィリ
(ひげの浮浪者)
AMIRAN AMIRANACHVILI, Clochard

 グルジア出身。当地で舞台俳優として活動を始め、80年代より映画にも登場。ゲオ ルギー・シェンゲラーヤの「Sikvaruli kvelas unda(誰も愛が必要)」(80)、テムー ル・バブルアニの「Dzma (こうもり)」(81)、ラナ・ゴゴベリーゼの「Dges game utenebia (夜より長い日)」(84)、テンギス・アブラーゼの「Monanieba (告白)」 (87)などに出演し、「Miiget gamotsveva siniorebo!」(82・TV/コテ・スルマヴァ )、「Turandoti (トゥーランドット)」(89/オタール・シャマタヴァ)といったカル ロ・ゴルドーニ劇ものにも力を入れる。90年にはゲオルギー・ダネリアがジェラー ル・ダルモン主演で撮った「Pasport (パスポート)」にも出演。「群盗、第七章」 (96)でイオセリアーニ作品に初登場し、この演技でダンケルク映画祭の最優秀男優賞 を受賞。続く本作にも再登場して注目され、2001年1月シャイヨー宮国立民衆劇場上 演のイザベル・カレ共演、ドミニク・ピトワゼ演出《オセロー》に表題役で抜擢さ れ、フランス演劇界にもデビューした。

リリー・ラヴィーナ (母)
 今回が初登場にして映画初出演。劇中ではシューベルトの歌曲集《美しい水車小屋 の娘》の第一曲「さすらい」をフランス語版で度々歌っている。

ステファニー・アンク
(カフェの娘ポーレット)

 映画初出演。この役柄同様、監督行きつけのカフェのウェイトレス。

ジョアサン・サランジェ (物乞いの青年)
 『魂を救え!』『そして僕は恋をする』でマチュー・アマルリックと共演したエマ ニュエル・サランジェの弟。これが映画デビューで、エージェントにも入ったが、先 ずは俳優となるべく研修中。

マニュ・ド・ショヴィニ (好色な実業家)
 美術デザイナーが本業。『蝶々採り』以来、イオセリアーニ作品にのみ俳優として 登場。今回は両手に花の金満な浮気男を演じた。

オタール・イオセリアーニ (父)
 フランスに移り住んでの初仕事が、80年のルネ・ジルソン作品への出演。この時の 共演者であるパスカル・オビエ監督は自作に起用していたが、95年は彼の監督作「Le fils de Gascogne」にゲスト出演。本作で自作に役者として初めて登場し、飲んでは 歌う助平なおやじ役を怪演した。

ナルダ・ブランシェ (老婦人)
 監督のご近所さん。「蝶採り」(91)に古城の買収を頑に断るおばあさんで大役を 演じる。その後「群盗、第七章」にもゲストゲスト出演し、今回は銀行預金をおろし たばかりを狙われたお婆さん役で再登場した。

ヤニック・カルパンティエ (召使)
 監督の知り合いのノッポさん。「月の寵児たち」(84)にジャック・タチの『のんき 大将』(48)のおまわりさん役をイメージした役で初登場。その後「蝶採り」では本 作同様にお城の召使役で登場している。

アルべール・マンディ (黒人男性)
 監督の知り合いのアフリカ系の男性。スポーツ万能でロック・クライミングもお手 のものということで起用されたが、機械音痴というのは作りのネタ。

アリックス・ド・モンテギュ
(カフェのマダム)

 監督の知り合いのマダム。「月の寵児たち」にオークション通いするリッチなマダ ム役で登場して以来の再登場。

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