Bitters End配給
“短篇TAMPEN”
公式サイト
TOP
解説1
解説2
作品紹介
上映スケジュール
イベント
BBS
解説2 < 短篇TAMPEN
BITTERS END shopping gallary

撮影:猪本雅三
1959年大阪生まれ。横浜放送映画専門学院(現日本映画学校)卒業後、80年、円谷プロの「ウルトラマン’80」の撮影助手に。82年にっかつ撮影所と契約し、『家族ゲーム』(83/森田芳光)、『すかんぴんウォーク』(84/大森一樹)、『さらば愛しき人よ』(87/原田真人)などにスタッフとして参加。88年からはフリーに。主な撮影作品に映画『バトル・ヒーター』(87/飯田譲二/特撮部分のみ)『椰子』(91/原隆志)、テレビ・ドキュメンタリー「たゆたふに故郷」(98/河瀬直美演出)がある。またカンヌ映画祭にて、国際批評家連盟賞を受賞した『M/OTHER』(99)では、第43回日本映画撮影監督協会新人賞(通称三浦賞)を受賞。以降『独立少年合唱団』(00/緒方明)、『火垂』(00/河瀬直美)、『人間の屑』(00/中嶋竹彦)などの話題作を次々と手掛ける。最新作は『まぶだち』(01/古厩智之)。

撮影:佐藤譲
1948年東京生まれ。卒業後はサラリーマンの生活を送っていたが、友人から照明の世界に誘われ、映画界に入る。以後、チーフ助手としてATG『星空のマリオネット』(77/橋浦方人)などに参加した後、技師に。主な作品に映画『ヒポクラテスたち』(80/大森一樹)、『さらば愛しき大地』(81/柳町光男)、『逆噴射家族』(84/石井聰互)、『1000年刻みの日時計』(86/小川紳介)、『注文の多い料理店』(91/岡本忠成)、『Helpless』(96/青山真治)、『2/デュオ』(96/諏訪敦彦)、『蛇の道』(98/黒沢清)、『蜘蛛の瞳』(同)、『ワンダフルライフ』(99/是枝裕和)、『シェイディー・グローヴ』(99/青山真治)、『ランデブー』(99/山本浩資)、『EUREKA』(00年/青山真治)など。最新作は『月の砂漠』(01/青山真治)、『KIRISHIMA 1945』(01/黒木和雄)。

撮影:田村正毅
1939年青森生まれ。70年にシネマトグラファーになる。94年『旅するパオジャンフー』(柳町光男)を経た後、95年頃、セッション・パートナーたる新しい監督・製作者たちと出会い、96年、青山真治との『Helpless』をエポックに、以降は彼らたちとの新しい作品の撮影・制作に向かう。97年は諏訪敦彦『2/デュオ』、河瀬直美『萌の朱雀』、98年は黒沢清の『蛇の道』『蜘蛛の瞳』と萩生田宏治との『楽園』など、以降は再び青山真治と『シェイディー・グローヴ』『路地へ』『EUREKA』『月の砂漠』などと続く。

撮影:山崎裕
1940年東京生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業後、フリーの撮影助手を経て24歳で長編記録映画『肉筆浮世絵の発見』でフィルム・カメラマンとしてデビュー。以降、「遠くへ行きたい」「素晴らしき世界旅行」などのテレビドキュメンタリーのほかCM、PR映画、記録映画などで活躍。86年、ドキュメンタリージャパンに役員として参加。撮影だけでなくプロデューサー、ディレクターとしても作品作りに関わる。95年『ワンダフルライフ』で初めて劇場用映画の撮影を担当。以降、記録映画『遠足 Der Ausflug』(00/五十嵐久美子)、など活動の場を広げている。主な作品に、ネイチャリングスペシャル「神々の峰 アンデス大自然紀行」(86/演出兼務/ギャラクシー選奨)、ネイチャリングスペシャル「印度漂流」(94/演出兼務/文化庁芸術作品賞/ギャラクシー奨励賞)、日曜スペシャル「僕たちはあきらめない〜混迷のハイチと子供たち」(95/演出:五十嵐久美子/ATP賞96優秀賞/イタリア賞参加)、NHKスペシャル「なぜ隣人を殺したか〜ルワンダ虐殺と扇動ラジオ放送」(98/演出:五十嵐久美子/ATP賞98優秀賞/イタリア賞グランプリ/ギャラクシー奨励賞)。最新作に映画、『ディスタンス』(00/是枝裕和)。

プロデューサー:磯見俊裕
1957年大阪生まれ。立命館大学卒業後、ファッションメーカーに入社。その後、様々な職歴を経て日刊木材新聞の編集に携わり、独立。グループ<ウッディライフ・クリエイト>を設立し、木に関するイベントを手がけていたときに、維新派の松本雄吉や山本政志に出会う。『1000年刻みの日時計』(87)を京都で上映した千年シアターの建設などを手伝ったあと、『ドドンパ娘、川を行く』(98/二見薫)で初めて映画美術を手がける。その後、美術デザイナーとして『BeRLiN』(95/利重剛)、『ユメノ銀河』(97/石井聰互)、『白痴』(99/塚本伸也)、『ディスタンス』(00/是枝裕和)、『五条霊戦記』(01/石井聰互)など多数の作品に参加。一方で『2/デュオ』(97/諏訪敦彦)、『ジャンクフード』(98/山本政志)、『ランデブー』(99/山本浩資)をプロデュース。本作はプロデュース第4作目となる。近作に美術として参加した『ELECTRIC DRAGON 80000V』(00/石井聰互)、『害虫』(01/塩田明彦)など。

メインビジュアル

渡辺真起子 『short film』 『空Koo-ghe華』 『share』
1968年東京生まれ。 CM出演を始め、KEITA MARUYAMA、ヒロミチ・ナカノなどのファッションショーのモデルや、雑誌キューティの表紙などで活躍後、舞台にも出演。主な舞台出演作に蜷川幸雄演出「ルネッサンススタジオ93春」(93)、「カラマーゾフの兄弟」(94/木野花)、「主婦マリーがしたこと」(94/前川麻子)がある。また映画出演に『病は気から 病院へ行こう2』(93/滝田洋二郎)、『GONIN』(95/石井隆)、『Mogura』(96/梅林茂)、『2/デュオ』(97/諏訪敦彦)など。また同監督作カンヌ映画祭批評家連盟賞受賞の『M/OTHER』(99)では主演をはり、鮮烈な印象を残す。最新作は『贅沢な骨』(01/行定勲)、『美脚迷路』(01/廣木隆一)。

永瀬正敏 『空Koo-ghe華』
1966年宮崎生まれ。83年、相米慎二監督『ションベンライダー』で主演デビュー。89年カンヌ映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞したジム・ジャームッシュ監督『ミステリー・トレイン』の一話に出演し、国際的知名度を得る。91年の『息子』(山田洋次)では、日本アカデミー賞助演男優賞をはじめ各賞を受賞。以降、『我が人生最悪の時』(93/林海象)、『コールド・フィーバー』(95/フレドリック・トール・フレドリクソン)、『BeRLiN』(95/利重剛)、『学校』(96/山田洋次)、『誘拐』(97/大河原孝夫)、『五条霊戦記』(00/石井聰互)、『PARTY7』(00/石井克人)と話題作に続々と出演。また個性的なCM出演で多彩な表情を見せている。最新作は『ピストルオペラ』(01/鈴木清順)、『クロエ』(01/利重剛)。

柳愛里 『share』
1971年神奈川生まれ。東京キッドブラザーズの舞台や実姉、柳美里の主宰する劇団「青春五月党」に参加。映画では95年に神代辰巳監督の遺作となった「インモラル 淫らな関係」に出演し、鮮烈な印象を残す。撮影・山崎裕とは同年に放映されたドキュメンタリードラマ「ハリウッドを駈けた怪優 異端の人・上山草人」(東日本放送/諏訪敦彦演出)で出会う。以降、『新宿黒社会』(95/三池崇史)、『フラート』(97/ハル・ハートリー)、『2/デュオ』(97/諏訪敦彦)、『東京日和』(97/竹中直人)、『家族シネマ』(99/パク・チョルス)、『双生児』(99/塚本晋也)などに出演、現在に至る。

柚木佑美 『kyoko』
1961年岡山生まれ。学習院大学在学中より学生演劇をかじっていたがあきたらず、79年プロを目指しNHKプロモートサービスアクターズゼミナールに入所。同年NHK銀河テレビ小説「夕暮れて」でデビュー。杉田成道演出の「楡家の人々」(91)、菊池隆則演出「THE END」(97)などの舞台、NHK連続TV小説「あぐり」(97)、円谷プロ・ウルトラマンシリーズ(97・01)などのTVで活躍。また、97〜98年のTVCM「アメリカンホームダイレクト」では強烈な個性をアピールする。映画出演作は、ビデオ映画「本気(マジ)2」(94/広瀬襄)、「ウルトラマンダイナ」(01/原田昌樹)など。現在、ネイバーフッドプレイハウス出身のキャリー・ジベッツ氏から学んだサンフォード・マイズナーのテクニックをベースに自らアクティングワークショップも主宰している。