Bitters End
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『世界』
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世界公園のうたい文句が
「北京を出ないで世界を回ろう」なら
この映画のうたい文句は
「この1本の映画で人生を学ぼう」
くらい言えると思う。

――オダギリジョー(俳優)




静寂の中、
ジャ・ジャンクーの「世界」は
行き場のない現在を深く見据える。

――西島秀俊(俳優)




どれほど振り回されるまいと思っていても
時代の波と大きな渦に呑み込まれ、翻弄される。
その切なさが心に残る。

――乃南アサ(作家)




ミニチュアの「世界」は作れても、
人間の哀しみのミニチュアはない。
ジャ・ジャンクーは、
今、一番信頼できる映画監督です。

――吉田修一(作家)




『世界』にみなぎる豊かな若さに
心からの嫉妬を憶えた。
しかるのち、心おきなく涙したのである。

――蓮實重彦(映画評論家)




きれいで強くてさみしいタオ、
私はあなたの味方です。
そう言ってあげたくなった。

――南Q太(漫画家)




私たち日本人を含めて現代人の”根こぎ”、
つまり拠り所のなさをきわめて生々しく描き出している。

――田原総一朗(ジャーナリスト)




仕事場で皆に「姐さん」と呼ばれるようになったらどんな気分だろう。
そんな想像をしてみた。他のモデルたちに「姐さん」と呼ばれるなんて・・・。

――KIKI(モデル・女優)「UOMO」11月号より




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作り物の「世界」が切なさを引き立たせる。
ジャ・ジャンクー監督が捉える 「沈黙」と「空虚」が暫く胸から消えなかった。

――岸本加世子(女優)




急成長する北京、その中で翻弄され、
もがく若者たちをジャ・ジャンクー監督は
ヨーロッパ映画のように詩的に描いている。
しかしそれはあくまで激動のアジアの痛み。
生きる理由を失い、贋物の冷たい世界が
淡々と観るものに迫ってくる。
それはユー・リクウァイのカメラと
リン・チャンの音楽によるところも多い。
まるで夢遊病になったような独特の幻覚を
見事に作り出しているからだ。
冷たくどこまでも美しい世界、
それは開かれた、
しかし誰も外に出ることのない
内なる矛盾の世界。
長い沈黙が、映画が閉じ込めた
その濃密な空気が強く心を揺さぶる。
この遊園地が比喩となって、
地球全ての虚無感を表わしてるかのよう。
アジアのみならず、
今という時代を語る上で、
最も大切な映画のひとつだ。

――宮本亜門(演出家)




刹那的な青春を描き続ける
ジャ・ジャンクーの新しい世界。
自分の世界から飛び出したくても
飛び出せない若者たちの苛立ちと
孤独は私の心の中で疼き続けている。

――行定勲(映画監督)







(敬称略・順不同)