絶賛コメント続々到着!

中谷美紀(女優)

ダルデンヌ兄弟が弱者へ向けるあたたかい眼差しは、
カメラを介在して
マリオン・コティヤール演じるサンドラへ注がれ、
その痛ましいほどの演技に胸を打たれた。

荒木経惟(写真家)

フツーの映像のシーンばかりなのに、スリリング。
とくにスキなシーンは車中で3人が「グロリア」を歌うシーン、
曲線の道をゆくラストシーン。
サンドラのファーストシーンに胸さわいだ。

紺野美沙子(俳優/国連開発計画(UNDP)親善大使)

「自分は何者でもない」と気づいたときから
人は強くなれる。

サンドラをリアルに演じきったマリオン・コティヤールに感服。

板谷由夏(女優)

生きていくのは大変で、そうでない人はいないと思う。
光があれば影がある。
ただ、いつだって「今から」は可能だ。
サンドラと彼女の家族はそれを諦めない。

私も諦めたくない、と思うのです。

山田和樹(指揮者)

一人の行動がまた人に影響を与えて自分をも変えていく。
誰にでもある孤独と勇気との戦いを見事に表現していた。
素晴らしい。感動しました。

松田青子(作家、翻訳家)

働いたことのある人で、
サンドラたちの気持ちがわからない人はいないはず。
甘くない現実に真っ正面からぶつかった真摯な作品だ。

小堺一機

この映画には、サンドラが聞いた音しか聞こえてきません。
あなたの耳はサンドラの耳に、
サンドラの週末は“あなたの週末”になるのです!!

湯浅誠(社会活動家)

ダルデンヌ監督は社会から疎外された人たちを取り上げ、
人に見えるようにする。
それは私の活動の大きな目的と同じ。
きっと、映画ならではの強さで
心を動かされるでしょう。

加藤千恵(歌人、小説家)

彼女は歩き、人々に会い、言葉を尽くし、前を向く。
働くために、生きるために。
サンドラの週末は過ぎ、サンドラの人生は続く。

光石研(俳優)

玄関ベルが鳴り、ドアスコープにダルデンヌ兄弟。
ドアを開けると
「映画観たんだって? どお、ちゃんと生きてる?
で、サンドラに投票する?」
この監督は刺してきますね。

橋本愛(女優)

一人の女性の人生に徹底的に寄り添い抜いた
監督方の眼差しと覚悟に感涙。
誰も悪ではない。
ラスト、女性の歩く後ろ姿に静かな希望を見ました。
とても、優しい映画です。

小島慶子(タレント、エッセイスト)

自分には無理、とあなたは思うかもしれない。
サンドラもそう思っている。
うまくいくかどうかはわからない。
だけど、彼女が何に勝ったのかを、
どうか最後まで見て欲しい。

黒沢清(映画監督)

まず夫が、そして同僚たちが次々と、
奇跡のように彼女の側につく。
気づいたら私も激しく彼女を応援していた。
静かな中から溢れ出すこの熱狂は何だ?!

長島有里枝(写真家)

「勝つ」ことが生きることなら、
生まれつき弱いものに価値はあるか。

『サンドラの週末』はこの自問への、一つの答えとなった。

中田有紀(フリーアナウンサー)

現実、人情、プライドの狭間で揺れ動く。
今までの自分のすべてが試される。
そんな状況に向き合い答えを出すことで、
人は成長していくのです。

南果歩(女優)

何よりも弱い自分に打ち勝つこと、
人事を尽くす事、そして周りの人たちを思いやる事。
人生は結果だけではない、
それまでの道のりが大事なのだ。

サンドラの歩く姿が全てを物語っている。

山内マリコ(作家)

働くことや主張することの意義に、
だんだん確信を持っていく主人公。

マリオン・コティヤールは強くもなく弱くもなくて、
そこがいい。

赤ペン瀧川(なんでも添削家)

『映画に必要なのはこれだけだ!』という
“極限まで削ぎ落とされた映画の魅力”が
詰まった傑作!

生々しく描かれる1人の女性の姿に胸を打たれまくり!

坂倉昇平(NPO法人POSSE)

金か、自分か。
絶望的な説得を続ける彼女が、
「連帯」を再構築していたことに気づき、はっとした。
日本を生きる若者たちにも、是非見てほしい。

中嶋朋子(女優)

傷み 苦しみ そして愛。
静かに投じられた石に私の心は ゆれ続けている。
けれど水面に煌めいたのは社会、人生、私たち自身の確かな光。

※敬称略・順不同