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イベントレポート < キャッチボール屋
BITTERS END

■映画公開記念☆トークショー(11/11)

11月11日(土)。朝から雨模様の天気にも関わらず、満員御礼!となった本作品主演の大森南朋さんトークショーをお届けします。
大森さんは、監督と以前から知り合いだったということですが、『キャッチボール屋』出演の決め手となった、ある事件(西川美和監督も11月4日のトークショーで話してくれています!)を披露!監督は、撮影が終わってから1年以上経った今でも「大森さんがどう演じたのか?」ということが気になって仕方ない様子でしたが、そのあまり・・。見事にボケとつっ込みが成立した今回のトーク。途中、シーンとなるシーンもありましたが、二人の関係が良く現れている場面でしたのでノーカットでお送りします。


大森:
道が混み合ってまして・・(笑)2時間暇になっちゃいまして・・あれ、監督、お酒飲んでませんでした?
大崎監督:
いやいや違いますよ!(笑)
ぼくは昔から大森さんと知り合いで、『デーモンラヴァー』のオーディションにいたりしてて。
大森:
そう、それで大崎さんが監督するという話を聞いて・・。
西川さんが助監督の頃、焼肉屋で殴り合いの喧嘩をしそうになって。
大崎監督:
アップの二日くらい前です。間に入ってくれたんですよね。


イベント風景


イベント風景

大森:
西川さんが大崎さんを抑えて・・。西川さんと二人で警察に説明しました。
そういうこともあって、大崎さんが監督するんなら出してもらおうと(笑)。
大崎監督:
後は何話しましょうか。せっかくなので大森さんに質問ある方いますか?・・・(シーン)
大森:
落ちるじゃないですか!(笑)
大崎監督:
あぁ、ちょっと急すぎましたね。突然言われても思いつかないですよね。 それでは、話を変えて・・
大森:
主演って大きく言われたりするんですけど、自分の中では周りの人たちがメインで、ボールと芝居をずっと受け続けているイメージでした。
大崎監督:
濃かったですもんねぇ。
今日はあと大森さんに、芝居について聞きたいんですよね。
大森:
ぼくは台本に書いてあるセリフを・・「あ・・」とか、「え、」とかを、一言一句一生懸命言っていただけです(笑)。僕、いるだけだったんでやりづらいというのはないです。世界がそこにあるんですよ、「あ・・」とか言う時に(笑)。
大崎監督:
主役なのにほとんど変わらない役で・・
大森:
いや、成長している役を演じていたんですよ!それが大事な部分でしょう!(笑)
大崎監督:
あぁ、そうでした。済みません(笑)。


*       *       *       *       *


■映画公開記念☆トークショー(11/10)

11月10日(土)のゲストは、水橋研二さんです。『くりいむレモン』や『カナリア』で数々の印象的な演技を見せてくれる水橋さん。『キャッチボール屋』での軽快な借金取り役の印象そのまま?と思いきや、「今日のトークは今までで一番じっくり話が出来た」と監督がいうほど、深い演技の話へ・・。そして、共演者とのとっておきのお話も!水橋さんの演技が気になっていた方には「なるほど!」、そして大満足!の好内容になりました。


大崎監督:
『キャッチボール屋』の仕事をするまで、研ちゃんとは仕事したことなかったんだよね。
水橋:
大森南朋さんと二人で、芝居の時に初めてお会いしましたよね。下北の本田劇場楽屋の階段で初めて会いました。
大崎監督:
僕は『カナリア』が大好きで、『くりいむレモン』もですけど。この役が最初に来た時にどう思ったの?
水橋:
出演者がほとんど知っている人でびっくりしました。キタキさんと内田さんくらいですね、初めてだったのは。
大崎監督:
役はどうでしたか?
水橋:
借金取りの役ということでしたが、台本を読んだら「(いわゆる)借金取り」っぽくならない感じがしたから、監督とお会いして話をしたら「借金取り」っぽくなくていいって言われて、脚本のままにやりました。
現場では大崎監督のまねしたりしてました。(笑)
大崎監督:
変な動きするんで・・。走ったりしてましたよね。
それで、水橋さんのああいう演技は考えてくるんですか?アドリブですか?大森さんいわく、本番で変えてくるっていってましたけど、どうですか?

イベント風景


イベント風景

水橋:
大森さんもパッと変えてくるんですよね。
一応変えようとはしていて、テスト前は考えるんですがパッとした思いつきなので一回やってしまうと、それを二回目にやると嘘みたいになっちゃって・・。
大崎監督:
もう一回やったら嘘だよね。せめぎ合いになるんだよね。それはいい話ですね(笑)。色々試して、いろいろやって、最初のに戻るんだよね。 大森さんは主役だからあんまり今回は(アドリブを)やらなかったけどね。
水橋:
南朋くんは普段すごいですからね。僕なんてまだまだです(笑)。
大崎監督:
現場で他の役者さんとはどうでしたか?そういえば研ちゃん野球上手いよね。でも光石さんが一番上手いよね。でも本当は光石さんが、「一番うまいらしい」って自分で言ってるんだけど。打ち上げが野球大会だったんだけど光石さんは遅れて、来れなくて、でも「打席に立ったらヒット間違いなし」って言ってましたね。でも上手いと思います。信じます。(笑)
水橋:
光石さんはおもしろかったですね。
ソフトボールはたまにやってますよ。松重さんに誘われたりして。寺島さんは現場ではピシッとしてますね。寺島さんと松重さんは雰囲気ありましたね。
大崎監督:
今回、『カナリア』とか『くりいむレモン』の重い役が好きで頼んだんですよ。今回全然違うよね。南朋くんもだけど両方できるよね。
水橋:
そんなことないですよ。監督の一言で救われました。借金取りっぽくないようにって。軽い感じで人の話を聞かないという感じで。監督をお手本にしました。ジョークです(笑)


*       *       *       *       *


■映画公開記念☆トークショー(11/4)

11月4日(土)のゲストは、キタキマユさん、助監督時代に大崎監督が先輩だったという『ゆれる』の西川美和監督です。 『キャッチボール屋』トークイベント内で唯一の女性ゲストとなった今回。沢山の男性、そして女性ファンに詰め掛けていただきました。 ご存知の通り、『ゆれる』にもご出演のキタキマユさんを囲んで、それぞれの現場でのエピソードも交えつつ、監督同士久しぶりに会ったということで昔話にも花が咲きました。それにしても「『ゆれる』を観た方どれくらいいますか?」という問いかけに8割程のお客様が手を挙げたのには驚きました・・。すごいです!


西川監督:
先輩命令で来ました(笑)。もともと大崎さんとは諏訪監督の作品で一緒に助監督をしていまして、すごい変わった助監督だなぁと思っていたのですが、後で名物助監督だと聞きました。助監督というと、眉間にしわを寄せて、きっちりと仕事されている方が多いのですが、大崎さんは、一見アバウトに見えるので大丈夫かな?という感じなのですが、よくよく見ていると演出より俳優・スタッフが仕事をするのにどうやったらいい環境を作れるのかということをやっていらして、すごい勉強になりましたね。
そういえば昔、大崎さんがあるスタッフに逆上して殴りかかったことがあったのですが・・
大崎監督:
その時止めてくれたのが西川と大森南朋さんでした(笑)。気がついたらパトカーが来てましたね。連れて行かれなくて良かった(笑)。
―――Q
映画を観ていかがでしたか?
西川監督:
スクリーンで観て、全体に流れるやわらかい空気がようやく実感できました。最初観た時は残念ながらVHSだったので・・。キタキさんはどういう経緯でキャスティングされたのですか?
キタキ:
初めてお会いしたのが去年の暮れで、その時大崎さんの描いた絵を見せてもらいました。壁に刺さった花の絵でした。でも、演技もしましたよ(笑)!それと、羽の生えたカツどんの大群が飛んでいく夢を見た話をしました。
大崎監督:
役柄的もとても浮遊感のある役ですしね(笑)。


イベント風景

西川監督:
名前はあるんですか?
大崎監督:
ないです。OLです。公園で名前も知らない人たちという前提がありましたから。
西川監督::
すごく難しい役ですよね?演技を見ていて、キタキさんは論理的に役のことを考えているなと思いました。説明のつかない役ですもんね。
キタキ:
監督から伝えたい像というのは伝わってきていたので・・。『ゆれる』の時も、私立ち上がりが遅くて・・。現場になじまないままで終わっちゃって。
西川監督:
キタキさんのシーンは重要度が高かったのでファーストカットからお願いしました。
キタキ:
『キャッチボール屋』と『ゆれる』は、全然違う現場でした。『キャッチ〜』ではいっぱいいっぱいになった時は大崎さんの動きを見てホッとしたりしてました(笑)。


*       *       *       *       *


■映画公開記念☆トークショー(11/3)

11月3日(金)は、作品に軽快な音楽をつけてくれた注目のインストバンドSAKEROCKから浜野謙太さんと田中馨さん、そして大崎監督をお迎えしました。監督が「このバンドしかない!」と即決したというSAKEROCKの音楽は、どこか懐かしく、味があって、作品の世界観を鮮やかに色付けしてくれています。もう監督とは顔なじみのメンバー二人とののんびりトーク。・・かと思いきや、終盤には劇場始まって以来の(!?)サプライズが!今日のお客様はラッキーでしたね!


大崎監督:
映画で初監督するに当って、誰にしようと思っていたところ、プロデューサーからCDを貰って・・。その日のうちに決めました。
田中:
ビターズ・エンドに行ったら会議室がいっぱいで(笑)、近所のルノアールに行きました。そこがまたいい雰囲気で。
浜野:
そういう重要なところにはなぜかいつも行かないことになっていて。
田中:
それは、他人事ってことですか(笑)?
オープニング曲の手拍子の部分を録音している時に、監督も来て、すごい場所を気に入ってましたよね、吉祥寺のGOKSOUNDで。
でも、監督、手拍子でNG出していましたね。
大崎監督:
緊張しちゃうんだよね。でも参加できて嬉しかったなぁ。

イベント風景


イベント風景

浜野:
キタキさんとある雑誌で対談したんですけど、監督は現場でラップしてしていたらしいって聞きましたよ。
大崎監督:
ノってくるとやっちゃうんだよね(笑)。
田中:
大崎さんのテンションってちょっと変ですよね(笑)?そういえば、阿佐ヶ谷でいい飲み屋があるって言われて連れてってもらいましたね。
大崎監督:
源君がおしぼりがくさいってずっと言ってたよね。
浜野:
そういえば誰かが大崎さんのことピュアって言ってました。僕が歳をとるとこうなるんじゃないか?ってその時言われて、それはなんだか嬉しかったですね。
大崎監督:
ハマケンと親戚じゃないかって思いますよ、ほんと。親近感があるんだよね。

その後、劇中で流れる「昭和報われない音頭」を大崎監督と浜野さんがアカペラで熱唱! その様子は、映画館が、まるで話の中に出てきた阿佐ヶ谷辺りの居酒屋になったかのよう。このサプライズに観客のみなさんも手拍子で応えてくれたのでした。
*SAKEROCKのセカンドアルバム“songs of instrumental”は2006年11月8日に発売予定!


*       *       *       *       *


■映画公開記念☆トークショー(10/28)

本日10/28(土)のゲストは先代キャッチボール屋役で出演された庵野秀明さんです。
『新世紀エヴァンゲリオン』を生み出し・・という説明ももはや不要の庵野さんの登場!に、どんな濃いお話が聞けるのか、ドキドキです。
世代も背格好も(?)ほぼ同じ二人の監督対談は、淡々と撮影秘話を暴露する庵野さんと、飄々とした大崎監督との、ディープかつ一見かみ合っていないようで絶妙のやり取りで進み、15分間があっという間!そんな二人の話に会場からは終始笑いがこぼれていました。


庵野:
あんなにセリフがあるとは思わなかったですね。シーンが長くてセリフが多くて、真面目な役だったし大変でした。石井さんの映画はアドリブでいいんですよ。今回は同じテイクで同じタイミングでやらないといけないのが大変でした。だからいつも同じポーズなんですよね。
大崎監督:
役者の時ってどういう気持ちなんですか?
庵野:
友達感覚で出てますね。安く呼ばれて、僕も気楽にやってます。でも役者は大変ですよ。監督やってると役者はラクでいいなと思いますけどね。監督だと飯の間も仕事してるしね。
大崎監督:
『式日』も大変でしたね。くもは42っていう電車が2、3時間しか借りられなくて・・

イベント風景


イベント風景

庵野:
飛行機が上を飛んでて。その日に限って海自(海上自衛隊)が訓練飛行してて。
大崎監督:
あの時ほんと悔しそうでしたね。その後、「あ、あの時取り乱して済みません」って(笑)
庵野:
普段は自衛隊はいた方がいいかなって思うんだけどあの時だけは恨みましたね。JRは高いから追撮出来なくて。時間があればもっと撮れたのにって。
庵野:
『キャッチボール屋』の時は雨が降って大変でしたよね。もう1日かなって思ってたから撮りきれて良かった。それまでカット割してたのに、「あ、もういいです」ってどんどん撮ってましたね(笑)。「え、いいのかな。」って思いましたけどね。その後、雨がひどくなってビニールシートを上に張って続けたから引きの絵も撮れなくなりましたよね。でも雨が降り出してからは緊張感があってよかったですね。現場は余裕がないくらいが丁度いいんですよ。
大崎監督:
大変でした(笑)

本日もトークの終わりには、庵野さんと大崎監督のサイン入りキャッチボール専用球をプレゼントしました!


*       *       *       *       *


■映画公開記念☆トークショー(10/27)

本日10/27(金)のゲストはサングラスの男・坂本役で出演された寺島進さんです。
いまやお悩み相談の良きアドバイザー(シネマトゥデイで『アニキに聞けよ』を連載中!http://cinematoday.jp/)として、そして数々の映画やドラマやCMにひっぱりだこの寺島さん。
K's cinemaが出来る前の「新宿昭和館」には当時よく通っていたということで、「昭和館には良く来たよ〜。天井高いね!」ととても感慨深げに登場。
トークは、男気溢れる寺島さんが果敢に盛り上げ役に徹する中、監督が現場を思い出して喋り捲るという、寺島さん=聞き役の意外な展開に・・!?


―――Q
お二人はいつからの知り合いなのでしょうか?
寺島:
『ソナチネ』の現場でいい働きする助監督がいるなって思ってたんだよね。
大崎監督:
ファーストカットでカチンコに指を挟んで、武さんがげらげら笑ってくれました。
寺島:
つかみはOKですね(笑)!現場ではあと大杉漣さんや勝村さんと上半身裸になってテニスしたりしてました。気持ち悪いよな〜
―――Q
今回の“サングラスの男”に寺島さんをあて書きされてたとか?
大崎監督:
ずいぶん前のシノプシスの段階で、「寺さんいいなぁ」って思ってて。これからやろうという時に日活撮影所でたまたま会って(笑)
寺島:
いや、『野球できる?』って聞かれて。それだけなんだよねやらしいよね(笑)

イベント風景


イベント風景

―――Q
大崎監督の現場はいかがでしたか?
寺島:
いい現場でしたよね。
大崎監督:
4月下旬から撮り始めたんですが、最後の方では葉桜に春の陽光がさしてて・・
寺島:
ロマンティストですね!現場でも本当に楽しそうでしたよね。
大崎監督:
いやぁ、1人で酒飲んで酔っ払ってるようなもんですよ。そういえば・・寺さん、現場でちょっと顔が赤いときがありましたよねぇ・・?
寺島:
酒の話はちょっと・・(笑)中あきの時に・・因果応報っていうんでしょうか。マウンドに1人酔っ払ってるっていうシーンで・・あの時本当に酔っ払ってて、次の日風邪引きましたもん。熱心な役者ですよ!(笑)
―――Q
そうして『キャッチボール屋』が出来上がって、いかがでしたか?
大崎監督:
寺さんが初号を見終わった後、「これは誇れるよ。」って言ってくれてすごく嬉しかった。
寺島:
一回負けを認めてしまった男がケリをつけたくてしょうがないんだよな。大崎さんとは『ソナチネ』の後、10年くらい現場でも会わなくて。だから、大崎さんのためなら出なきゃって思ってたんだからさ。

トークの終わりには、キャッチボール専用球に寺島さんと監督のサインを入れて2名の方にプレゼントしました!


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■初日舞台挨拶(10/21)

10月21日(土)。いよいよ初日を迎え、予定より30分早く開場した新宿K's cinemaのロビーは、舞台挨拶を心待ちにしたファンでいっぱい!
秋晴れの中、劇場は満席のお客様で埋め尽くされました!
本日登壇したのは、主演の大森南朋さん、そしてキタキマユさん、水橋研二さん、そして本当に、予定外の飛び入り参加となった松重豊さん、そして大崎監督。
上映後のじんわりとした余韻の残る中、終始笑いの絶えない舞台挨拶を行いました!


大崎監督:
(客席に)ありがとうございます。
初日を迎え、皆さまに観て頂いたことで、この映画が完成したと思います。
大森:
こんにちは!
今日は公開初日ですね。日本シリーズも今日からですね!
(場内笑い)
キタキ:
映画を楽しんで頂けましたか?
私はこの映画を3回観て(自分の中に)入ってきたので、 皆さんにもまた観て頂ければ嬉です。
水橋:
今日はお天気も良くて良かったです!
撮影中も天気が良くて、よくキャッチボールしてました。
―――Q
『キャッチボール屋』のアイディアはどこから 生まれたのでしょうか?
大崎監督:
20代のひまな頃、杉並の公園で一人でキャッチボールしてたんです。
大森:
それは”壁打ち”ですよ。
(場内笑い)
大崎監督:
隣にいる親子を誘ったり、脚本の足立君とやってました。 そういうところから(アイディアが)来たのでしょうかね。
―――Q
映画の構想は5年と聞きましたが?
大崎監督:
そう言うとカッコイイですが、5年かかっちゃった感じです。 内容を皆で練ってました。
―――Q
役をどう受けとめ、どう演じましたか?
大森:
がんばらなきゃならない、という事を意識して、 現場で監督と話したりして、一人でモンモンとはしなかったです。
大崎監督:
でもあんまり打ち合せなかったよね?
大森:
アイコンタクトを取ってたんですよ! ポジティブに言うと。
(場内笑い)

イベント風景


イベント風景

――Q
大森さん演じるタカシとは同年代ですが。
大森:
ああいうどうしようもない時期、役者として食えなかった事が あるので、あの上手く行かない感じはよく分かるんです。 共感しました。
キタキ:
台本を読んで感動したんです!
一人一人の人生の決着のつけ方に胸を打たれました。
演技については、監督から「笑うな」と言われました。 あと、首が揺れないように、とも。でも揺れちゃうんです。
すごく楽しい撮影でした。
水橋:
(キャスト、監督に)皆さん、よくしてくれてありがとう!
大崎監督:
(水橋さんは)テストの時、いつも演技を変えてくれたので とても助かりました。
大森:
(水橋さんは)リハーサルの時、いつも違うんです。 本番も違うんですが、目の奥が笑ってるんですよ! ワルだなぁと思いました。 (場内笑い)
―――Q
撮影の空き時間はどうしていましたか?
大崎監督:
キャッチボールしてました。スタッフもキャストも皆でよくやってました。
キタキ:
皆、和やかでいい現場でした。
水橋:
サッカーをしてました。部活をやってるようで楽しかった。
大崎監督:
打ち上げの時、野球をしたんですが、キャストチームが勝ちました。

※ここで、急遽駆けつけた松重豊さんがステージへ登壇!

松重:
みなさん、ありがとうございます。
どんどん宣伝してずっと満席で続けたいんでね。ハイ、がんばりました!
ありがとうございました。
(場内笑い)
大崎監督:
この映画は、噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな 映画です。2度、3度と観て頂ければと思います。
ありがとうございました。


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