スタッフ

監督・脚本・製作:トラヴィス・ファイン Travis Fine

1968年6月26日、アメリカのジョージア州アトランタ出身。7歳のときに演技に目覚め、俳優として活動するほか、脚色、演出のキャリアも積む。しかし、01年、全米で起きた同時多発テロに心を痛めたトラヴィスは突然エンターテインメント業界を離れ、飛行機学校に入学、シナリオを書く飛行機パイロットとしての新たな道を生み出した。
定期旅客機の自動操縦中の甲板で、9.11の混乱の中で出会うフライト・アテンダントと少年の物語“The Space Between”のシナリオを書き上げる。“The Space Between”は、アカデミー賞®受賞女優メリッサ・レオを主演に迎え、トライベッカ映画祭で世界プレミア上映された。
俳優としての主な出演映画は『チャイルド・プレイ3』(91/ジャック・ベンダー監督)、『シン・レッド・ライン』(98/テレンス・マリック監督)、『17歳のカルテ』(00/ジェームズ・マンゴールド監督)、『トムキャッツ 恋のハメハメ猛レース』(02/グレゴリー・ポイリアー監督)などで、テレビドラマからインディペンデント作品まで多数。監督作品の日本公開は本作が初。

トラヴィス・ファイン インタビュー

脚本:ジョージ・アーサー・ブルーム George Arthur Bloom

ベテランの脚本家であり、「スクービー・ドゥーのサイバーチェイス」といった長寿番組のヘッド・ライターを務め、この作品でエミー賞を受賞している。子ども向けアニメ、テレビドラマ、映画と幅広いジャンルに300を超えるシナリオを提供してきた。主にテレビドラマの世界で活躍、「The Alfred Hitchcock Hour(邦題:「ヒッチコック・アワー」「ヒッチコック・サスペンス」「新ヒッチコック・シリーズ」)などの脚本を手掛けている。

音楽監修:PJブルーム PJ Bloom

20年近いキャリアを持つエンターテインメント業界で最古残の音楽監修者。数多くの映画、テレビドラマ、ゲーム、CMの音楽を生み出している。スティーヴン・スピルバーグ、ライアン・マーフィー、マイケル・マン、ジェリー・ブラッカイマー、リドリー・スコット、マイク・ニコルズら映画監督、プロデューサーらと組み、業界内で知らぬ者はいない。代表作としてテレビドラマ「Glee」、「アメリカン・ホラー・ストーリー」、「CSI:マイアミ」、「ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~」、映画では『そして、ひと粒のひかり』(05/ジョシュア・マーストン監督)、『食べて、祈って、恋をして』(10/ライアン・マーフィー監督)など。ディスニーランドのテーマパークの音楽アトラクションのコンサルタントも務めている。