［フランソワ］ ルイ・ガレル

　1983年、フランス・パリ生まれ。本作の監督フィリップ・ガレルの息子であり、共演しているブリジット・シィは母親、モーリスは祖父にあたる。6歳で父親が監督する「Les baisers de secours（救いの接吻）」に本作と同様、母と祖父と共に出演し、映画デビューを飾る。フランス国立高 等演劇学校などで演技を学び、在学中の2001年にロドルフ・マルコーニ監督、ジェーン・バーキン共演「Ceci est mon corps」に出演。2003年、巨匠ベルナルド・ベルトルッチによる愛の寓話『ドリーマーズ』の主役に抜擢され、一躍スターダムに駆け上がった。
このほかの主な作品に、ヨランド・ゾーベルマン監督の「La guerre à Paris」やフランスの大女優イザベル・ユペールと共演した『ジョルジュ・バタイユ　ママン』がある。現在、ロマン・デュリスと兄弟役を演じた「Dans Paris」や、フランソワ・オゾン監督の最新作「Un lever de rideau」が待機中である。また、本作で2006年度セザール賞において最優秀新人男優賞を獲得、名実ともにトップスターの仲間入りを果たした。

◆フィルモグラフィー

89：「Les baisers de secours （救いの接吻）」
　　　（フィリップ・ガレル）

01：「Ceci est mon corps」
　　　（ロドルフ・マルコーニ ）

02：「La guerre à Paris」
　　　（ヨランド・ゾーベルマン）

03：『ドリーマーズ』
　　　（ベルナルド・ベルトルッチ）

04：『ジョルジュ・バタイユ　ママン』
　　　（クリストフ・オノレ）

05：『恋人たちの失われた革命』
　　　（フィリップ・ガレル）

06：「Dans Paris」
　　　（クリストフ・オノレ）

　　「Un lever de rideau」
　　　(フランソワ・オゾン)

　　「Actrice」
　　　（ヴァレリア・ブルーニ＝テデスキ）