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『ウィスキー』
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南米の小国ウルグアイ。
映画誕生以来、60本の映画しか作られていない国から、世界中を虜にする傑作が誕生!


南米ウルグアイ発、
世界中を虜にした傑作

 カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで、「無表情なのに無性に可笑しい。まるで南米版アキ・カウリスマキ」(バラエティ/米)、「やんわりとしたユーモアが漂う、すべてにおいて完ぺきな作品」(デア・ターゲシュピーゲル/独)と絶賛され、オリジナル視点賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞。そして東京国際映画祭でのグランプリと主演女優賞受賞の快挙。ブラジルとアルゼンチンという南米の大国に挟まれた小国ウルグアイ。そこから生まれた一本の傑作が、世界中の人々を虜にしている。


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“ウィスキー”は幸せの合言葉

ウルグアイのさびれた靴下工場。経営者ハコボの下で、中年女性マルタが助手として働いている。二人は一緒に仕事をしていても、必要な会話を交わす以上の関係になることはなかった。しかし、弟エルマンの久しぶりの帰国が、彼らの生活を変えていく。ハコボは弟が滞在する間、マルタに夫婦の振りをして欲しいと頼み、ほとんど他人同士の三人のぎこちない共同生活が始まる。
一緒に写真を撮る際に、「ウィスキー」と唱える三人。その瞬間、ぎこちない関係が解消したかのように見える。彼らは、果たして写真の中と同じように、一緒に「ウィスキー」と唱えられる日を迎えられるのだろうか?


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人生をユーモラスかつメランコリックに描く、30歳の監督コンビ

世界中を虜にした本作品の監督は、弱冠30歳同士のコンビ監督フアン・パブロ・レベージャとパブロ・ストール。大学在学中から二人で映画を撮り始めた彼らは、デビュー作「25ワッツ」でロッテルダム映画祭を始め、様々な映画祭で受賞を果たし注目を集める。二作目となる本作では、30歳とは思えない人間観察眼の鋭さを遺憾なく発揮し、人生の可笑しさ、哀しさ、そして素晴らしさをユーモラスに描くことに成功している。
すべて説明することはせず、観客の想像に委ねる演出法は、ラストで三人が選択した人生の行く先を、観ている者が想像出来るようにしている。それ故に、それぞれの人物が愛しく、彼らの選択を祝福したくなるのである。


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豊潤なミニマリズムと、それに応えるキャストの魅力

登場人物はほとんど三人のみで、セリフも少なく、一見するとミニマルな映画のように感じられる本作だが、ここで描かれている人間の行動・感情は普遍的であり、豊潤な意味を持っている。
最小限のセリフと仕種で表現するという難役に見事に応えた三人のキャスト。中でも、東京国際映画祭において主演女優賞を受賞したミレージャ・パスクアルの演技は、審査員をして、「地味な田舎の女性が、明るく愛すべき人物に奇跡的に変わっていく姿を見事に演じた」と言わしめたほど素晴らしい。